私、Liella!3rdライブツアーを通して大好きになった曲があるんですね。
それがSing!Shine!Smile!なんですけど。
これはSing!Shine!Smile!にわからされた体験と、Sing!Shine!Smile!を好きになった話、そして『9人のLiella!が大好きになった』話です。
じゃぁどのタイミングでこの曲にわからされたか、何をわからされたか。
先に結論から書いておきます。
「北海道公演」で、「彼女たちの苦悩と努力と、その先の楽しさ」です。
この話の前に、ちょっと宮城公演の話をさせてください。
2022年ってLiella!1stツアーの宮城公演もあって、今回の3rdツアーの宮城公演も行われた年でした。
12月くらいになるとTwitterでは「自分にとっての今年のベストライブは」なんて話題も毎年出るわけですが。
その話題が出たとき、ふと、自分はどうだったかなと考えまして。
比べてみて結果的には1stの宮城公演の方がよかったなと思ってしまったんですね。
1stの宮城公演はその存在自体があまりにもドラマティックでした。
「1st」「全国10都市20公演の千秋楽」「キャストの出身地」「ギター演奏披露」
どれを取っても特別な要素ばかりで。
1stライブなのにすごくパフォーマンスの完成度が高くて、それでも1公演ごとにさらに成長した姿を見せてくれて、しかも群馬公演から宮城公演まで2か月以上毎週末途切れることなくライブをして。
どんだけ頑張ればこんなことできるんだよ。
彼女たちの努力を考えたら、もう泣かずにはいられませんでした。
ライブ中に何度も何度も感動で心が震えたのを今でも覚えています。
そして3rdツアーの宮城公演です。
めっっっっっっっっっっっっちゃくちゃ楽しかった!!!!
…楽しかったんですけど、私のSymphony以外で泣かなかったんですよね。
泣いたから良いライブだったかと言われるとそんなことはないとは思うんですが。
何か、わかんなかったんですよね。伝わってこなかったというか。
何がわからなかったのかっていうと、曲の持つパワーとか、歌詞の意味とか、そういうのがあまり感じ取れなかった。
個人的に歌詞解釈とかはそんなに得意じゃなくて、パフォーマンスを実際に見て感覚的に歌の良さを掴むことが多くて。
だからいろんなことがわからなかったことがちょっと悔しかったんですよね。
で、ここでラブライブ!における持論なんですけど、「わかんなかったら見に行け」。
行っちゃうか~~~~~~~~!!!!!!!!!
はい。ということで時は北海道公演まで飛びます。
行きました。北海道公演。
わかりました。いえ、わからされました、Sing!Shine!Smile!に。
先にも書いた通り、私はこの曲を通して「彼女たちの苦悩と努力と、その先の楽しさ」を感じ取りました。
Sing!Shine!Smile!ってそもそもどんな曲なんだろう。
アニメ内ではLiella!のみんなで力を合わせて作った楽曲、東京大会で披露された楽曲、ウィーン・マルガレーテに勝った曲、いろんな見方があるかと思うんですが、私は何よりも「みんなの夢の1つが叶った歌」だと思っています。
大会というのはとてもわかりやすい。
その判定基準はわからなくても、大会には結果というものが出ます。
今回の東京大会でLiella!は1位という結果を得ました。
去年東京大会を突破できなかった2年生にとっても、Starlight Prologueのステージを越えるのが夢なんすと言っていた1年生にとっても、この結果は間違いなく目標を達成した・夢が叶ったと言っていいでしょう。
では現実の方は?
宮城公演の時点で、私にはSing!Shine!Smile!がStarlight Prologueを越えたとは思えませんでした。
そう、宮城公演の時点では。
こういうふうに書くということは、北海道公演でSing!Shine!Smile!がいいなと思った何かしらがあったということなんですけど。
実はこれ、私から2期生に対する認識の変化の話とも繋がっています。
じゃぁ次はそのきっかけのお話を。
私は北海道公演は両日とも参加しました。
初日は幸運にもスタンド最前で、もう一生分のファンサもらったんじゃないかってくらいキャストのみなさんからファンサもらって…。
もうそれだけで幸福感で満たされて北海道来てよかったー!!なんて思いました。
ライブも終盤に差し掛かり、キャストのMCがありまして。
この日はキャストから自分の担当するメンバーへの言及が、特に2期生でそれが多かったんですね。
そこで私は「キャストが自分の担当するメンバーに対して理解を深めようとしてくれているのが嬉しい」って感想を抱いたんです。
今思うと幼稚な感想だなって思うんですが。
でも。
2期生に対する私の認識ってその程度のレベルだったんです。
ここでやっと気付いたんです。
私はLiella!は好きだけど、「9人のLiella!」のことをまだ好きになっていなかったんだって。
私のLiella!への好きは、1期生の5人の頑張りを見てきたというのが根底にありました。
2期生を受け入れないとかそういう気持ちは全くありませんでしたが、自分が思っている以上に2期生への興味も実はそこまでなかったんでしょう。
そのMCを聞いて、やっと、やっと、「2期生も頑張っている」と認識できたんです。
バケモンみたいなパフォーマンスをする1期生と並んで立っているんだから頑張っていないわけないんですけど、それを正しく認識できていなかった。
あのMCが私の2期生への認識を変えるきっかけの1つになりました。
それでもう1つ、2期生の頑張りを認識できた出来事がありまして。
それがLiella!スペシャル 2023Winterを読んだことです。
北海道公演2日目の朝に初めて読んだんですけど、そこには2期生の感じるプレッシャーや悩み、目標なんかが書いてありました。
そこで初めて具体的な悩みとか頑張っていることとかを知って。
文章で読むことによって、より2期生のLiella!に対する、ツアーに対する気持ちをゆっくり咀嚼することができました。
1期生も2期生も、いっぱい悩んでいっぱい努力して、いろんな思いを抱いて、そして心を1つに9人でこのステージに立っているということを改めて知って、顔面べっしゃべしゃになるくらいに泣きました。
そして迎えた北海道公演2日目。
この日は無意識に2期生をいつもより見ていた気がします。
あ、今の笑顔めちゃくちゃよかったな…とか
今のダンス超かっけー!!!とか
や、今の表情やばい良い…とか
え、あんなに細かくファンサ送るの!?とかとか。
粗削りながらも一生懸命にパフォーマンスする姿、何よりもとっても楽しそうにしているのが印象的でした。
2期生もホンマ頑張ってるな…って感じながらね、ついに来ました。
Sing!Shine!Smile!。
この日、初めて、Sing!Shine!Smile!で爆泣きしました。
彼女たちの歌のパワーに、完全に、わからされた。
Sing!Shine!Smile!はどういう曲だったっけ。
Liella!のみんなで力を合わせて作った楽曲。
みんなの夢の1つが叶った歌。
でもその前に。
たくさんの苦悩と努力の上に出来上がった曲だった。
私の中でアニメと現実の彼女たちがリンクした瞬間でした。
楽しいを越えて 傷ついて知った もっと楽しいって気持ち
なにも見えない夜が来ても勇気出して笑ってみよう
その煌めきは伝わるはずさ 笑顔きらり ほらみんなきらり
不安だったことでしょう。
9人のLiella!が受け入れられるのかどうか。
5人曲を9人で歌うこと。
うまく歌えるか、踊れるか。
でもその分たくさん頑張ってきたのでしょう。
だってあなたたちはこんなにも楽しそうでキラキラ輝いている。
それまでたくさん悩んで、たくさん努力して、そしてこのステージを全力で楽しむ姿。
彼女たちは自らのパフォーマンスで、この曲を体現してみせました。
宮城公演でこの曲が個人的に刺さらなかったのは、自分の受け取る準備が出来ていなかったからなんだとわかりました。
彼女たちの頑張りを知ること、そしてステージを全力で楽しんでいる姿を見ること、この2つのピースが私には足りなかった。
彼女たちはしっかりと伝えようとしてくれていた。
受け取れていなくてごめん。知ろうとしていなくてごめん。
でもこの日やっと受け取れました。
気持ちを歌にいっぱい乗せてくれてありがとう。
この日のSing!Shine!Smile!は今までで一番キラキラして見えました。
そんな体験もあって、Liella!のそれまでの頑張りの集大成を感じることのできるこの曲がそれまでよりももっともっと好きになることが出来ました。
長くなってきたから、じゃあ最後に『9人のLiella!が大好きになった』話をちょこっとして終わります。
北海道公演の後に、なんとなーく、1stの宮城公演のBDを見たんすよ。
それで、「ちょっと物足りないな」って思ったんです。
ちょーびっくりした。
最高で素敵なライブだって思っていたあのライブに物足りなさを感じる日が来るなんて。
でね、これって、きっと北海道公演を経たからこその感想だと思うんです。
きっとあの日以上に素敵なライブを体験できたから。
もうさ、ここまで来たら言っちゃってもいいんじゃない?
Sing!Shine!Smile!はStarlight Prologueのステージを越えたぞ!!!!
きな子たちの夢は叶ったぞ!!!!
って。
あのステージを越えてくれてありがとう。
素敵なライブを見せてくれてありがとう。
いっぱい頑張ってくれてありがとう。
いっぱい楽しんでくれてありがとう。
9人のLiella!になってくれてありがとう。
5人と4人じゃなくて。
9人のLiella!が大好きになったよ。
最近考えることがあります。
ラブライブ!スーパースター!!において、私を叶える物語とは「自分自身が最大級に輝く星になること」、そしてみんなで叶える物語とは「たくさんの星たちが繋がり、夜空に大きな星座を描くこと」なのかなって。
強く輝く星には名前があります。
星のつながりには物語が宿ります。
9人で描く星座はどんな物語を見せてくれるんだろう。
わくわく楽しい物語だったらいいな。
はい!ちゅーこって、フォロワーさんのブログ書いてるってツイートに触発されて勢いでブログ書いちゃった。
眠い。
明日からLiella!ちゃんの埼玉公演だね。
声出しできるってよ。楽しみだね。
自分もめっちゃ楽しむけど、それ以上にLiella!ちゃんが楽しめるような声援を送りたい。
Liella!ちゃんがびっくりしてひっくり返っちゃうような、大きな大きな声援を送りたい。
何よりも「ありがとう」って気持ちを込めて応援したいなって思ってる。
みんな!思いっきり楽しんじゃおーねっ!
【追記】
サムネ用意すんの忘れたー!!!って焦ってたんだけど、9人のLiella!を大好きになった記念にこれ揃えたっていうエピソードがあるんで、こいつをサムネに設定することとする。